「蛇の回転」の階調反転画像との交互提示による錯視量の増大
「蛇の回転」は、立命館大学の北岡明佳教授がデザインした世界的に有名な錯視である。
多数の蛇がとぐろを巻いているが、驚くべきことに、静止画であるにもかかわらず、
蛇が回転して見える。しかし、中にはこの錯視が見えない人もいる。

北岡明佳 蛇の回転 http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/rotsnake.gif
谷中研プレ卒研生(当時)の小野優希さんは、元の画像とその諧調反転画像を
100ms程度ずつ交互に提示することで、回転の強さが格段に大きくなることを発見した。
この成果は学会発表された。
小野 優希,谷中 一寿,「蛇の回転」錯視のメカニズムの考察,画像電子学会 第299回研究会 in松山,2022年2月27日.
